少年はココロにナイフを持っている
自分を守るためだ
少年は自分を「とくべつ」だと信じている
障害になるモノ 襲いかかってくるモノ コントロールできないモノ
ココロのナイフで斬りつける
そんな少年をみた少女が声をかける
「真っ赤だよ?大丈夫?」
少年は少女の言うコトがわからなかった
何が?どこが真っ赤なんだ?
僕は大丈夫に決まっている「とくべつ」なんだっ!
少年は気付いていない
ココロにナイフを持っているのではなく 刺さっているコトを
もっと大きな怪我をするまで 自分に刺さったナイフに気付かない
ある意味 少年は「とくべつ」なのかもしれない
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