2011-12-31

あたたかい ヒト

2010年を終える直前 前厄だったと知った
全てをソレのせいにしてしまうなら それは違う気がする
「運がわるいから」と言うならば その悪運を呼んだのは自分だ


そんな冷徹なわたしですが まわりにいてくれるヒトは あたたかい
むかしからの友達 上京してできた友達 家族 


フシギなコトにわたしのまわりには 優しくあたたかい笑顔がたくさん


わたしのコトなのに 泣いたり 笑ったり 怒ったり 喜んだり


ことしのわたしは蛹だったと前回 書いた
いまのわたしが笑えるのは たくさんのあたたかいヒトたちの支えありきです
誰ヒトリ 欠けて欲しくない
同じヒトなんていない 誰が、、とかでもなく みんなが特別


わたしなんかには もったいない
人生は甘くはない ただ世の中は寛容なのだと 教えてくれた


2012年 だれかのお役にたてれたら いいな


みなさん 今年は大変 お世話になりました
素敵な2012年を迎えてください

2011-12-29

2011 半歩でも一歩

2010年の記憶は 断片的にしか覚えていない


2011年から蛹のように 繭のなかで自分と向き合った
ソレがいちばん近い表現


喜怒哀楽 すべての感情をじっくりゆっくり丁寧に味わう
ココロの感じるコトに耳を澄ます
塞ぎこむと だれかがかならず覗き込んでくれる
「大丈夫だよ ゆっくり ゆっくり」
やわらかく あたたかい笑顔で包んでくれる


「もう いいだろう」と繭からでたとき
醒めきった目に 直感力の際立ちに 付いていけなかった
今まで以上に いろんなコトが 鮮明すぎて まっすぐで
まぶしさに 何度も目を伏せた


半歩でも一歩
わたしは ゆっくり そっと 確実に進んだ
満身創痍でも 進んだ


「生きるチカラが強い」全てを知る友人が言ってくれた
正直 ヘコタレ続けても 
すぐに立ち直って行く自分に「もうやめてくれ」と何度も思った
「もうしばらくは ゆっくりすれば良いじゃないかっ」と言っても
なにかに引き寄せられるかのように ポジティブになれた


あらたにスタートをきり 恵まれた環境で学ぶ 毎日
1年を振り返ったとき カコのわたしに「大丈夫だから進みなさい!」と
「望み続けた環境に来られるから進みなさい!」と思ってた


「なにか」のひとつは「自分」だった


いろいろあった いろいろ失った いろいろ学んだ
尊いモノを手に入れた
失った おおくのモノは「ひつようない」を手放したにすぎなくて
のこったモノは カケガエのない 洗練されたモノ
そして 手放した分 あらたに手にする「大切なモノ」


失ったモノにココロを使うのは終わりにする
大切にしたい おおくのモノに ココロをつかおう
邁進するのだよ


わたしの「大切」に 
ココロから おおきく おおきく ありがとう



2011-12-20

はじめ

あたらしい環境は もどかしい
きもちばかりが前を歩いてる くるおしい

軌道をととのえ もういちどはじめから

雰囲気を 流れを つかむコト ←コレらが本当に むつかしい
役に立てない 迷惑ばかりかけてしまう もどかしさ
(入って1週間で役に立つ訳がないけれど 笑)

信頼 コレばかりは時間がかかる
怖くなる 不安になる 弱気にもなる

ただ そのたびに思い出すのはYY社でのコト
失敗ばかりで 縫えなくて ヌエナクテ ぬえなくて
(YY社は「縫えて初めてパタンナー」が信条)
すぐにキラワレタ
しーさん(大御所)にまで呼ばれて シンゾウ止まるかと思った

アシスタントだったわたしは
「はい わかりました すいません」この3つしか言えなかった
どうしようもないほど キラワレテタ
悔しくて 縫えるようになるしかなかった

あのミチコ(一匹オオカミ)から信頼してもらえたミラクル
辞めて1ヶ月後 ミチコがわたしの同期に言ったヒトコトもミラクル
同じように自分のやれるコトを やるべきコトをやる

あたえてもらえたチャンスを おおきく返すタメにも

2011-12-18

コンテンポラリー





コンテンポラリー
デュオとクインテット


コンテンポラリーバレーの
舞台は初めて


抽象的なイメージだから
わたしに分かるのだろうか?
なんて遠のいていましたが
ひょんなキッカケから
今回の舞台に出逢えた




打ちっぱなしの壁に丁寧に塗られた白いペンキ
むき出しの配管も電球も心地がイイ
所々 ブロックが見え 様々なダンサーの痕跡がのこるクロイ床


普段はダンススタジオだとゆう会場を
最大限に活かした演出にココロを奪われた 
8人のパフォマー
それぞれが 別々の空気を放ち 其々に主張する
誰か1人が欠けたら その空間は成立しないんだろう
個性がぶつかるコトなく共存する空間は たまらなく心地がイイ


入り口に立つダンサーが
光を吸うかのように深呼吸し目をつぶった瞬間に暗転し
BEROS(ビーズ) が始まった


光にはじめて出逢ったふたり
捕まえようとするが つかまらない
光を得て 自分や周りを認識して行く。。。
ああ わたしはコレなんだ
光があると じぶんもあなたも目で触れられる
影を追う 触る 重ねる わたしたちはカタチとして存在するんだ




-TRANSFORM-
理性とエゴ ココロの葛藤
エゴイストの行き着く先は そこ ソコ 底
ガムシャラにもがき苦しみ 跳ねられる
自由をえた オトコ  ドン底の オンナ
ゆっくりとココロに魂を吹き返す オンナ 


わたしの勝手な解釈
演出されたヒトの意図するコトと違うかもしれない
ただ わたしはそれで良いのだと思う
抽象的であるコトの本質は「発し手の自由」と「受け手の自由」


どちらかが強制をしてしまったら マスターベーションでしかない


ここ1年半の自分の道と今回の演目を重ねたから
ここにある解釈になるんだと思う


わたしは泣きながら観た 涙の意味なんて知らなくていい 
あたたかい涙だった それだけでいい


すてきな空間と 心地のいい時間
8人のパフォーマーに ココロから大きく ありがとう

2011-12-11

月食



赤いんだね
知らなかった


月が星が光るかぎり
太陽は存在する


夜が明けるかぎり
太陽は存在する


太陽があるかぎり
地球は存在する

2011-12-10

ゆっこちゃん









ゆっこちゃんから
12月にジブリ美術館に行こう!
そう連絡があったのは11月だった


ことし
ゆっこちゃんは2度
東京に来た 会えた
アリにも ウナにも 会えた




ゆっこちゃんは
学生時代のバイトで知り合った
ハタチからのワイズっ子 
デビューが一緒で
色違いの靴を買った


まっすぐで さっぱりしてるのに
優しさのつまった言葉は
とても心地がイイ


潔く しなやかで あたたかい




ジブリのあとに行った
PepperMintCafe Forest
たぶんココ!
美味しかったんだよ!
と連れて行ってくれた


東京在住のわたしが
案内してもらって都内観光


すごく やさしい味で
美味しかった


夜は阿佐ヶ谷にあるBeerBar
Lemon Hart
ゆっこちゃんに完全にお任せして観光


再会と社会復帰を祝いカンパイ
ゆっこちゃんはメニューを読んで
私はお兄さんにお任せでオーダー


ドライで キレがよくて
しっかりしたヤツが並ぶ
(ゾウのは甘かったけど :P)
 
フシギな縁で知り合った
ゆっこちゃん アリ ウナ
あたたかさが普通になってた
それがどれだけ尊いかを知った


誰が欠けても ダメ
誰にも欠けて欲しくない


ゆっこちゃんとふたりきりで
ゆっくりは初めてだった


充実の2日間 イイ時間に
おおきく ありがとう



2011-12-08

ジブった










近くて遠い場所
三鷹の森ジブリ美術館へ


ゆっこちゃんと

三鷹駅から徒歩15分ほど
途中トトロが道案内をしてくれる









三鷹駅から美術館までもジブリ
初めてのジブリはクリスマス
















お出迎えはこのヒト








入りクチでトトロ
ココより先の館内は撮影禁止!


色んなモノが
イチイチかわいい 宮崎ワールド


わたしが今回見つけたのは
ほんの ほんの 一部











大好きなジブリ映画


魔女の宅急便の風景がチラリ












     全てがジブリ





全てのモノが
コドモがすこし背伸びしたら見れる高さ オトナがすこしかがむと見れる高さ
笑顔がそろう高さがジブリらしいな




やっと会えた きょしんへい
ちいさな わたし
おおきな きょしんへい


短編映画は「星をかったひ」
すごくステキだった
この今のタイミングで観れて
よかった


ジブリ美術館
なんかいも行きたくなるトコロ


ゆっこちゃん ありがとう

2011-12-06

パタンナー

わたしは兄弟で唯一の技術職
祖父と父が「職人」の姿を見せてくれていた


わたしは学ぶ環境に恵まれている
初めてのドレーピングは現役で 立体から組むヒトが先生だった
ピン打ちはそのヒトから盗み身につけた


初任の会社でアトリエがメンズと一緒だった
身頃や袖のクセトリはコイズミさんから盗み身につけた
(ガン見しても気にも留めないヒトだった。笑)


私の持っていたワイズの殆どは ヒトリのパタンナーさんの仕事だった
残念なコトにYY社では一緒に仕事をする機会がなかった
次の職場でまさかの再会
気さくで 裏表がなくて ストレートな言葉が心地いい


メールするとよく「パターン練習中」なコトが多い
触発され私も部屋で組むようになった


組んだ写真を見て貰えた
鋭いアドバイスを惜しみなく伝えてくれる
プロの仕事に触れる瞬間はタカラモノ


尊敬する職人の技や目線を目にするコトのできる有難さ
向上心の強いヒトたちとの出逢い
あらためて恵まれているコトを実感する

しょくじ

幼い頃から 食べれないヒト(少食)だった
母は食事を全て手作りしてくれる
父の趣味のおかげで食べる魚は釣りたての天然魚


食事に重点をおかないわりに味覚だけは生意気


好きなモノしか食べない 
6人分のサラダをヒトリで食べきる 
コメは立ってないと食べない 
腹ヘリでも気分じゃないと食べない バカ娘


母はわたしの「美味しい」に敏感だった
学生の頃は週イチでトンカツ(姉が飽きれていた)
母は未だに連絡の最後に「ご飯を食べなさいね」と言う


アタマとココロのコラボは空腹を起こさない
先日も袖に夢中になり食べなくなった
3日目の朝ノウミソから食べなさいの指令(頭痛)


2年前…数年、炭水化物も外食以外では食べてなかった
ただコメは鍋で炊くこだわり派のバカ娘


ミソッコ…もはや若くはない
バランスの良い食事なんぞを心がけようと思う

2011-12-02

あじわう

ヒトは「嬉しい」「楽しい」を好んであじわう


「ツライ」「苦しい」「悲しい」も確かに自分のココロ
ヒトにアピールするのではなく
ゆっくり じっくり ココロの中で噛みしめる


どんな感情も自分のココロがある証
ごまかしたり隠したりするのは 自分のココロに失礼なんだ


丁寧に入れられたカプチーノをゆっくり味わうように
わたしは全てのココロをゆっくり味わう

2011-12-01

アオヤマ





今日はヨコハタさんと
たまたま青山ランチを約束してた日に
Vivienne Westwood Shoes展初日!!
「行くったら行く」宣言に
「行きましょう」とヨコハタさん♡


内回り 外回りで観て行くと
200足を観れる展示


コレクションの映像と共に
Vivienneの世界に包まれてきました




そして本日の目的
大御所3ブランドのショップをヒヤカシに。笑
分量感や素材に陶酔しながら見て回る


ヨコハタさんは
わたしのコトなのに自分のコトのように喜んでくれる
(ハシャグ感じの喜び方)


わたしの周りには そーゆうヒトたちがいてくれている
1人の時間が長かった ことし
一度も「寂しい」「悲しい」を感じなかった
支え 刺激を与えてくれたから
じっくりと「これまで」に向き合い ココロをゆっくり味わえた


みんなは「よく頑張れたね」と言ってくれるけれど
大切なモノをたくさん示してくれ
たくさんの「だいじょうぶ」をくれたから 今の「わたし」がある


高めてくれるヒトたちに おおきく ありがとう

2011-11-30

じぶん

「アツコ」は「アタマ」  「あつこ」は「ココロ」
「厚子」は「ヒトから見たわたし」


わたし自身「厚子」に興味はなく
ヒト様のお好きなように捉えてもらえれば幸い


「アツコ」は呆れるほどに いつも何かを考えてる
空腹もコントロールできるほど強い


ときより「アツコ」は「あつこ」に困る
ココロが強く何かを感じると「アツコ」は無力だ
好きなだけ「何か」を感じたいだけ
やりたいように 気ままに 自由に ココロなりに


「カラッポ」に飽きた頃
家族や友人たちが「もういい?」と「大丈夫」を詰めてくれる


やっとやっと
自分との付き合い方が分かってきた

2011-11-29

for give

ごめんなさい
この言葉を言われるのがあまり好きではない


言うのは簡単だ
申し訳ないと思うならば
己のしたコトを繰り返さない努力をして欲しい
それができないなら言葉に価値も意味もない
それができるなら
わたしが傷付いたコトなど、どうでもいい


わたしは親にヒドイコトをした
親はわたしを許そうとしている
むしろ当時、激怒したコトが後ろめたそうだ


友人たちはその「できコト」を
「仕方のないコトだ」と許してくれる


だからこそ、わたしは自分を許すコトはできない
わたしが一生をかけて親につけたキズを背負う
簡単に許されてはいけない


どんな理由があろうと
傷つけて良いココロはどこにもない

厚子 牛乳




なんとも親近感のわく牛乳
(写真はヨーグルト)


「厚子 牛乳」
岩手県の会社で製造されていて
密かに話題を集めている


何がって、厚子って漢字は珍しい




由来もイイ
子供に美味しい牛乳を飲ませたい
その母親の子供を思う厚い気持ち
「厚子 牛乳」


何よりもかなりの美味だとか
女神山の中腹から湧き出る水で育った牛のお乳
かなり濃厚でクリーミー




病みつきになるほどの美味「厚子 牛乳」←しつこい。笑




同じ「厚子」として気になる
わたしのホームでもある「銀座」で手に入る!


行かなくちゃ!買わなくちゃ!飲まなくちゃ!


今週...行くじゃないか!
いずくんば「厚子 牛乳」

2011-11-28

スタート

立ち止まる時 スタートラインに立っている
スタートを切ったとき 向かうのは次のスタート


わたしはいまスタートラインにいる
進むときはココロで動く
スタートを切るまでに「これまで」を考えたい


人生にゴールは一度しかこない
進むのを辞めたときヒトは死んでしまう


行動を起こして後悔をしたい
失敗を沢山した方が真実の本質に触れられる
障害もなくコトなきを得るコトに学びは少ない


「イイコト」がズレると「ワルイコト」になる
「ワルイコト」は見方を変えれば「イイコト」になる


ヒト様には どれだけでも負けてイイ
誰かと競うくらいなら立ち去ろう
わたしは自分の人生に勝ちたいんだ


秩序を持ち  ルールは持たない
そしてわたしはスタートに向かい続ける

2011-11-20

かさねたぶん

ヒトとして成長していたいと思う


わたしにとって
後退するコトは絶望で
貪欲に学び前進しなければ 生きる価値を失ってしまう
これは個人的な価値観で そうじゃないヒトを否定する気はない


ただ わたしは「厳しい」らしい
そんな「厳しいわたし」も全てを自分基準で見る訳ではない


わたしは「ヒトに厳しい」3倍 自分に厳しい
だからヒトに対して「厳しくない」つもりでも「厳しい」のだろう


わたしが何も言わなくても
「後ろめたさ」「否定」を感じるヒトが少なくないのを知っている
「怒られる」と思うヒトもいるだろう


ただ わたしが「悲しい」なのは
隠しコト 偽り 間違い かっこ悪さ
それらを「キレイな言葉」で繕い正当化するコト


ありのまま 繕わず 包み隠さず 話して欲しい
一生懸命に話してくれるコトを
どうしたら「邪険」や「否定」できるのだろうか

2011-11-03

atelier-nae




楽しみにしていた展示会に
行ってきました

atelier nae
2012 Spring & Summer
「ひかり の つぶつぶ」


Facebook → atelier nae



デザイナー 横畑早苗さんとは
以前、勤めていた会社で一緒だった


沢山のデザイナーさんとパタンナーの中
縁あって、お仕事をさせてもらえた


会社を去ってから より仲良くなれた
いまではわたしの大切な大切な友人


「独立」の知らせをもらったとき
彼女の勇気と勇ましさに感動した 


半年前 初の展示会
彼女の色がちりばめられた服
あたたかい空間


naeの服を着てのパフォーマンス


彼女の空気に 
そっと包まれるような感じがした


今回の春夏は 
わたしも...すこしお手伝いさせてもらった
naeのコレクションに参加(気分)


いつも いつも 支えてもらってる
少しでもお手伝いできたコトが嬉しかった


プリントのデザインも すごく素敵で
サンプルに会えるのが待ち遠しかった


わたしはまるで nae のスタッフ気分


今回も行われた ダンスパフォーマンス
前回のときからココロ奪われっぱなしの
ふたりの踊りは 「素敵」としか言えない


凛とした鋭く勇ましい空気 
やわらかく流れにゆれる空気
ふたりの異質な空気感


nae の服にいのちがふきこまれ より輝く


服 踊り 音楽
芸術のエナジーは すさまじい
身体をかけめぐり 全ての感覚を魅了する


パフォーマンスのあと 余韻に浸り動けずにいた 
あの感覚はパフォーマンスをみたヒトのみが味わえるエクスタシー


横畑さんの絶えまない あたたかい空気が作り出す空間は とても気持ちがいい

いつも いつも ありがとう


2011-10-29

ココロにナイフ

少年はココロにナイフを持っている
自分を守るためだ


少年は自分を「とくべつ」だと信じている
障害になるモノ 襲いかかってくるモノ コントロールできないモノ 
ココロのナイフで斬りつける


そんな少年をみた少女が声をかける
「真っ赤だよ?大丈夫?」


少年は少女の言うコトがわからなかった
何が?どこが真っ赤なんだ?
僕は大丈夫に決まっている「とくべつ」なんだっ!


少年は気付いていない
ココロにナイフを持っているのではなく 刺さっているコトを


もっと大きな怪我をするまで 自分に刺さったナイフに気付かない


ある意味 少年は「とくべつ」なのかもしれない